作業環境測定士登録講習(共通科目の「評価の演習」)においては、作業環境評価のために測定値から第一評価値及び第二評価値を求める計算を、関数電卓(統計計算ができるもの。ただし、プログラム機能のあるものは除きます。)を用いて行っています。(電卓の使用方法についての講義は行っておりません。)
つきましては、講習では関数電卓が使え、計算できるものとして講義を進めますので、受講前に次の計算ができるように練習してきてください。
なお、幾何平均、幾何標準偏差など計算が不安な方は、当協会で実施する作業環境測定計算基礎講習Eコース(統計計算)を受講されるようお勧めします。
以下に、幾何平均及び幾何標準偏差について簡単に説明します。いま、n個のデータx1、x2、x3、- - - xi、- - - xn があるとします。このデータの幾何平均をM、幾何標準偏差をsとすると、次のように表すことができます。
関数電卓を用いて幾何平均、幾何標準偏差を求める手順は、おおよそ、以下のとおりです。
電卓の具体的なキー操作は、メーカ及び機種により異なりますので、講習でお使いになる電卓の使用説明書等をよく読み、受講の際にお持ち下さい。
以下に数値例を示しますので、実際の計算方法の確認にご利用ください。
評価値を求める際は次の操作を行います。ご使用になる電卓で計算する場合のキー操作を記入してご利用ください。受講時にお持ちになることをお勧めします。