(公社)日本作業環境測定協会(以下「協会」といいます。)精度管理センターが行っている粉じん計の較正事業などについて紹介するページです。

ずい道等建設工事の空気中の粉じん濃度測定に使用する粉じん計の較正に係る法令改正についてのお知らせについて

標題の法令改正により、令和3年4月1日から、ずい道等建設工事における空気中の粉じん濃度測定の方法が変わり、その際に使用する粉じん計の較正が、これまでのガイドラインに基づく勧奨から法令に基づく義務となりました。

当協会は改正法令施行前の令和2年8月7日付で、令和元年度の粉じん計較正申請者のうち、その使用用途をずい道としている方々に当該改正事項、今後の較正申請に当たっての留意事項等について文書によりお知らせしたところですが、関係する幅広い方々への周知のため、当該通知文書をここに掲載させていただきます。

現在、多目的で粉じん計を使用している方々や今後、新たにずい道の粉じん濃度測定で粉じん計を使用する可能性のある方々におかれましても本件、ご了知いだいたうえで適切にご対応いただければと存じます。

1. 粉じん計の較正

労働安全衛生法及びこれに基づく命令に係る登録及び指定に関する省令第19条の24の4に基づく厚生労働大臣の登録を受け、協会では、厚生労働省登録較正機関として作業環境測定機関、自社測定事業場等が所有されている粉じん計の精度を確保することを目的として、較正事業を行っています。較正の申請等については、下掲の文書ファイルを参考にしてください。

粉じん計の較正は、当センター受付後から14日程度(休祝日を除く。修理を要することとなった場合の修理に要する日数も除く)かかります。このため、申請の際は、日程的な余裕をもって粉じん計をお出しくださるようお願いいたします。

較正の申請があった粉じん計については、較正の前段階として内部の整備作業を行いますが、この段階で粉じん計に不具合が発見され、較正に先立ち修理を要する場合はその旨をご連絡し、了解を得たときに限り修理を行います。
ただし、次の機種の粉じん計については、メーカー側の部品提供等の都合により、較正に付随した修理は行っていません。
〔すなわち、修理が必要と判明した時点で(較正は行わずに)返却となります〕ので、あしからずご了承ください。

修理できない機種LD-1型シリーズ、LD-3K

2. 粉じん計較正基準適合性確認事業

協会では、独自の事業として、粉じん計の製造者等を対象にその申請に基づいて粉じん計が厚生労働省労働基準局長が定める較正基準に適合したものであるかについて、機種ごとに確認事業を行っています。本事業については、下掲の文書ファイルを参考にしてください。

3. トレーサビリティ証明書について

当協会では較正のためお預かりした粉じん計のうち、国が定める較正基準を満たしたものについては、較正後の粉じん計に較正シールを貼ってお返しするとともに、「粉じん計較正証」を発行(2回目以降は較正証に較正履歴を裏書き)しています。

また、別途費用(1通15,000円;消費税抜き)が掛かりますが、較正申請時のお申込み(較正申請書内に要否をご記入して頂く欄あり)により、粉じん計較正証の発行後にトレーサビリティ証明書を発行しております。

当協会が較正に使用している粉じん計較正用準器は、計量器の国家標準※にトレースされたメーカー保有の較正用原器により較正されたものであり、これを用いて較正されたお客様の粉じん計はこれらにトレーサブルな高い信頼性が確保されたものになります。

トレーサビリティ証明書はこのことを証明するもので、次の構成となっております。

 1) トレーサビリティ証明書
 2) トレーサビリティ体系図
 3) 被較正器(お客様の粉じん計)の試験成績表

下記「トレーサビリティ証明書一式の例」をご参照頂き、必要に応じてご用命いただければとご案内申し上げます。なお、トレーサビリティ証明書は、原則として較正申請時のお申し込みに基づき、較正終了時に発行するものとしておりますが、較正後、1年以内であれば後からの発行も承っております。

※国家標準となる粉じん計そのものの原器は存在しません。較正用原器とみなす粉じん計メーカー保有の較正器は、その性能を担保するために国家標準にトレースされた標準器(分銅、天秤、流量校正装置等)により検査されたものとなっています。

粉じん計較正についてのお問い合わせ先

公益社団法人 日本作業環境測定協会 精度管理センター
〒130-0026 東京都墨田区両国4-38-3 第8高畠ビル4F
TEL:03-5625-4280 
FAX:03-5625-4281