第38回作業環境測定研究発表会の実施報告

平成29年度第38回作業環境測定研究発表会は、第57回日本労働衛生工学会と共同で、東海支部の協力を得て静岡市(静岡県コンベンションアーツセンター/グランシップ(GRANSHIP))で11月7日(火)―9日(木)に開催され、延べ350名を超える参加がありました。

一般研究発表・事例発表は3日間で合計51題、メーカープレゼンテーションは19題が行われました。また、研究発表会・工学会共同によるシンポジウム「第1部 経皮ばく露への対応について/第2部 [場の測定]と個人サンプラーによる測定―その特性と適用範囲を改めて考える―」をはじめ、ミニシンポジウム「石綿分析をめぐって―現状を整理し今後を展望する―」(会員専用サイトで公開)、特別講演「化学物質管理、作業環境測定をめぐる労働衛生行政の動向」、技術講演「日化協[JCIA BIGDrとBigDr.Worker]の紹介―リスクアセスメントに対する測定士の対応力を大きくアップするために―」(会員専用サイトで公開)、現場報告「多様な発散防止抑制措置の設置事例等について」、基礎講座「検知管を用いた化学物質のリスクアセスメントガイドブックの解説」が行われ、参加者の注目を集めていました。

ミニシンポジウム シンポジウム第2部では、「[場の測定]と個人サンプラーによる測定―その特性と適用範囲を改めて考える―」をテーマにパネルディスカッション

 

ミニシンポジウム ミニシンポジウムでは、「石綿分析をめぐって―現状を整理し今後を展望する―」と題して議論 て―現状を整理し今後を展望する―」と題して議論 (→会員専用サイトWeb再録

 

交流集会の模様 交流集会の模様

なお、前日の11月6日(月)には、日測協ワークショップ(無料・公開)が行われ、日測協認定オキュペイショナルハイジニストの事例発表のほか、「米国におけるハイジニストの活動」について報告があり、また、ハイジニスト養成講座からコース3「労働環境のハザード評価(発がん物質)」の講義が行われ、60余名が参加しました。


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公益社団法人 日本作業環境測定協会
研究発表会係
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